SEESAW SPECTACLES

2024/01/31 18:11


はじめて遠近両用メガネをお使いの方へ。

遠近両用メガネは、遠方と近距離の両方に対応する、一つのレンズに組み込まれた画期的なメガネです。
上部は遠くを見るため、下部は近くを見るために設計されています。
最初は違和感があるかもしれませんが、慣れると非常に便利です。


遠近両用メガネは、子供の頃に自転車に乗り始めた時と同じような体験だと思っています。
子供にとって、最初は乗れなくても、慣れれば欠かせない存在になります。
遠近両用メガネも同様で、使い始めは戸惑いを感じるかもしれませんが、練習を重ねることでその便利さを実感できるでしょう。
また、『遠近両用メガネはよくない』とか『遠近両用メガネは見にくい。』という方がいらっしゃいますが、そのほとんどの方は慣れるための練習をせずに、いきなり全てのことをやって違和感を感じて使わなくなった人だと思っています。

ぜひ慣れるための練習期間を設けて、快適な視生活を手に入れられたらと思っています。


遠近両用レンズの慣れ方


ステップ1/リビングでの練習

自宅のリビングで、テレビを見ながらスマートフォンを操作する練習をしましょう。
座った状態で、近くと遠くを交互に見て、どのような角度が見やすいかを探ってみてください。



ステップ2/家の中での日常使用
テレビとスマホの練習ができたら、次は家の中で日常的にメガネを使ってみましょう。
料理、掃除、洗濯、子供との遊びなど、家の中でのさまざまな活動を通じて、レンズの適応を体験してください。
特に立ち上がって動いてみると、これまでと違った違和感を感じると思います。
違和感に注意しながら、徐々に慣れていきましょう。



*注意/特に注意が必要な階段の下り

階段を下る際には、足元がボヤけて距離感が狂う可能性があるため、特に注意が必要です。
このような場面では、慣れが重要です。
最初は慣れ親しんだ場所で慎重に練習し、外出時の事故や怪我を避けましょう。



ステップ3/車の運転は後半で
遠近両用メガネを使い始めたばかりの頃は、特に車の運転はご注意ください。
真っ直ぐ見ている時は問題ありませんが、横目で見たり、後ろを振り返って見たりすると、通常よりも若干距離感が異なって見えることがあります。
車の運転は慣れてからにしましょう。

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遠近両用メガネは、使い方をマスターすれば非常に便利な道具です。
最初は不便に感じるかもしれませんが、練習を重ね、適応することで日常生活がより快適になります。
テストレンズが店頭にありますので、ぜひ体験してみて下さい。